授業ゼミ紹介ブログ

心理系ゼミ生の学び 人間環境学科

2011年07月15日
 投稿者:齋藤 謁
 ゼミ/授業名:齋藤ゼミ

心理学を学んでいると、とても大変だけれどすごくおもしろい、という日々であることを感じます。
学生は、今まさにそのただ中にあり、ヒーヒー言ったり、心理学実験の結果に驚いたり喜んだりという経験を積んでいます。

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ゼミの風景:南野校舎にて

日本語基礎演習III(文学) 日本語日本文化学科

2011年07月01日
 投稿者:篠崎 美生子
 ゼミ/授業名:日本語基礎演習III(文学)

この授業では、大学2年生の学生達と一緒に、夏目漱石「坊っちゃん」を熟読しています。「坊っちゃん」なんて中学生で読んでしまったよ、という読書家の方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、なかなかこれ、奥が深いのです。一般にこの小説は、東京から田舎の学校に教師として赴任した若い青年教師が、大暴れに暴れ、悪者をやっつけて帰ってくる痛快な物語だと思われているのですが、よく読むと、そうとばかりは言えません。
学生達は、それぞれ1章ずつを担当します。担当箇所をなめるようにくり返し読み、疑問に思うところを考え、資料を調べ、口頭発表する――そしてみんなで議論する。こうしていつしか3ヶ月、みんなすっかり「坊っちゃん」に詳しくなりました。

以下は学生たちの紹介コメントです。

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図書館で資料検索!(撮影篠崎)

日本文化史演習Ⅰ(歴史) 日本語日本文化学科

2011年06月24日
 投稿者:梅澤 ふみ子
 ゼミ/授業名:日本文化史演習Ⅰ(歴史)

歴史の研究は、時を旅することです。時の流れをさかのぼったり、過去から現在に向かって流れを下ったりしながら、政治や社会の変化、技術の発達、人々の暮らしや考え方の変化を調べます。過去への旅の手掛かりとなるのは、手紙や日記や公文書や裁判記録、道具や衣服、建物の跡など、人々が生きたすべての痕跡です。

日本史の3年ゼミの春学期には、幕末維新の時代の人々が書いた手紙や記録を取り上げ、「候文(そうろうぶん)」という近世日本で使われた文体の史料を読んで意味がわかるようになることを目指しています。今は1853年にペリー艦隊が浦賀に来た時、最初にアメリカの軍艦に乗り込んで交渉した浦賀奉行所の役人とアメリカ海軍の将校との対話の記録を読んでいます。同時に、幕末維新期の事件や人物など、各自が関心を持っているテーマについて調査し発表しています。秋学期には日本史の分野で自由研究をします。

では、参加者にどんなゼミか紹介してもらいましょう。

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幕末の錦絵から何がわかるか、話し合い中

正直なジャムを作り、女性らしく働く、元素人主婦のお話を聞く 人間環境学科

2011年06月21日
 投稿者:松村 正治
 ゼミ/授業名:人間環境実践演習(松村ゼミ)

2011年5月20日、松村ゼミの3年生はワーカーズ・コレクティブ凡を訪ね、工場を見学し、代表の三ツ石さんからお話をうかがいました。
凡は、25年前に主婦が「なりたい自分になる」という夢をかたちにするためにつくった事業体です。出費・労働・運営に参加し、自分たちが望むモノやサービスを事業化するワーカーズ・コレクティブ運動として出発しました。現在は、地元産・国産の農産物を使い、素材の良さを生かしながら手間ひまかけてジャム・シロップを加工・販売しています。

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ワーカーズ・コレクティブ凡の事務所兼工場

詩の朗読会と「ケータイ川柳」お手伝い 日本語日本文化学科

2011年06月18日
 投稿者:廣江佳代子
 ゼミ/授業名:文芸創作ゼミ

私たち林ゼミは、一冊の冊子を作ることを目標として、短歌や俳句、詩の創作を日々行っています。豊かな感性と広い視野を養うため、文芸に関わる様々な場を進んで体験するのがこのゼミの特色です。

今年の5月21日には、世田谷パブリックシアターで開催された詩の朗読会「いのちを詠う―日本の現代詩から―」に私たち学生も足を運びました。また同じ月の28日の本学のスプリングフェスティバルでは、ケータイ川柳の公開審査のお手伝いもさせて頂きました。

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「いのちを詠う―日本の現代詩から―」にて