斉藤ゼミです。といっても、ほぼこじんまりと、ひっそりとやってます・・・。なんてったって「絶滅危惧種」の憲法ゼミなんです。(Cf.樋口陽一『いま憲法は「時代遅れ」か?』平凡社、2011年。)
そんなうちのゼミですが、なぜか1年生はすごく元気。(いや、これはうちのゼミだけではないですよね。)というわけで、2010年度から始まった、1年生の「学科ホームルーム」で大活躍。国際社会学科では、春学期の「多目的アワー」の時間帯を使って、学科内での親睦を深めるための「イベント」を行っています。2010年度は、教養基礎演習の時間と合わせて「国際社会学科・スポーツ大会(運動会?)」を実施しました。事前に各ゼミから実行委員を選んで、役割分担や競技種目、司会進行、それから賞品!!などを学生主体で決めました。
授業ゼミ紹介ブログ
二年連続優勝チームって・・・ 国際社会学科
2011年07月15日
投稿者:齊藤 小百合
ゼミ/授業名:教養基礎演習
心理系ゼミ生の学び 人間環境学科
2011年07月15日
投稿者:齋藤 謁
ゼミ/授業名:齋藤ゼミ
心理学を学んでいると、とても大変だけれどすごくおもしろい、という日々であることを感じます。
学生は、今まさにそのただ中にあり、ヒーヒー言ったり、心理学実験の結果に驚いたり喜んだりという経験を積んでいます。
日本語基礎演習III(文学) 日本語日本文化学科
2011年07月01日
投稿者:篠崎 美生子
ゼミ/授業名:日本語基礎演習III(文学)
この授業では、大学2年生の学生達と一緒に、夏目漱石「坊っちゃん」を熟読しています。「坊っちゃん」なんて中学生で読んでしまったよ、という読書家の方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、なかなかこれ、奥が深いのです。一般にこの小説は、東京から田舎の学校に教師として赴任した若い青年教師が、大暴れに暴れ、悪者をやっつけて帰ってくる痛快な物語だと思われているのですが、よく読むと、そうとばかりは言えません。
学生達は、それぞれ1章ずつを担当します。担当箇所をなめるようにくり返し読み、疑問に思うところを考え、資料を調べ、口頭発表する――そしてみんなで議論する。こうしていつしか3ヶ月、みんなすっかり「坊っちゃん」に詳しくなりました。
以下は学生たちの紹介コメントです。
日本文化史演習Ⅰ(歴史) 日本語日本文化学科
2011年06月24日
投稿者:梅澤 ふみ子
ゼミ/授業名:日本文化史演習Ⅰ(歴史)
歴史の研究は、時を旅することです。時の流れをさかのぼったり、過去から現在に向かって流れを下ったりしながら、政治や社会の変化、技術の発達、人々の暮らしや考え方の変化を調べます。過去への旅の手掛かりとなるのは、手紙や日記や公文書や裁判記録、道具や衣服、建物の跡など、人々が生きたすべての痕跡です。
日本史の3年ゼミの春学期には、幕末維新の時代の人々が書いた手紙や記録を取り上げ、「候文(そうろうぶん)」という近世日本で使われた文体の史料を読んで意味がわかるようになることを目指しています。今は1853年にペリー艦隊が浦賀に来た時、最初にアメリカの軍艦に乗り込んで交渉した浦賀奉行所の役人とアメリカ海軍の将校との対話の記録を読んでいます。同時に、幕末維新期の事件や人物など、各自が関心を持っているテーマについて調査し発表しています。秋学期には日本史の分野で自由研究をします。
では、参加者にどんなゼミか紹介してもらいましょう。
正直なジャムを作り、女性らしく働く、元素人主婦のお話を聞く 人間環境学科
2011年06月21日
投稿者:松村 正治
ゼミ/授業名:人間環境実践演習(松村ゼミ)
2011年5月20日、松村ゼミの3年生はワーカーズ・コレクティブ凡を訪ね、工場を見学し、代表の三ツ石さんからお話をうかがいました。
凡は、25年前に主婦が「なりたい自分になる」という夢をかたちにするためにつくった事業体です。出費・労働・運営に参加し、自分たちが望むモノやサービスを事業化するワーカーズ・コレクティブ運動として出発しました。現在は、地元産・国産の農産物を使い、素材の良さを生かしながら手間ひまかけてジャム・シロップを加工・販売しています。