2013年04月01日
今日はお隣の川崎市黒川周辺の春を見に出かけました。
講師はグリーンボランティア連絡会の柴田素子さん。参加者は15名です。
例年と比べて桜の開花がとても早かったので、あったかい日差しを期待していたのですが、あいにくの花冷えの曇天となってしまいました。
最初に訪れたのは、小田急線黒川駅近くの汁守神社です。変わった名前のこのお社は府中の大国魂神社のくらやみまつりと関係があると伝えられているとのこと。
市の保存樹にも指定されている樫や椿の巨木がそびえたっていましたが、お目当てのイチリンソウはまだ固いつぼみのままでした。
明治大学黒川農場に近いたんぼに降りていくと、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、レンゲなどおなじみの春の野草がやさしく紫の花びらを拡げていました。今日、観察できた植物の名前はこのほかに
キブシ、リキューバイ、ムラサキサギゴケ、カラスノエンドウ、ノミノフスマ、カンゾウ、ミチタケツケバナ、フキ(のとう)、ハナダイコン、ニリンソウ、コクサギ、ハンショウヅル、モミジイチゴ、ウグイスカヅラ、アワブキ、ケキツネノボタン、ノウルシ、アカネスミレ、キジムシロ、タチツボスミレ、マルバスミレ、等の自然種とハナモモやニワトコ、ルッカラ etc (参加者はご確認をどうぞ)
ものすごく残念だったのは「黒川のヤマザクラ」として知られていた樹齢推定400年の大木が昨年の台風で倒れ、もう桜を楽しむことができなくなってしまったことです。切られた幹のひこばえからは新しい花が芽生えていました。個人の所蔵とのことですが、何とかならないでしょうか。
次回の観察会は「ななやま緑地」(和田緑地保全の森=百草団地近く)で春の里山」を楽しみます。
開催日時 4月20日(土) 午前9時30分から正午ころまで
集合場所 小田急多摩センター駅に9時までにお集まりください。バスに乗ります。
お申し込みはグリーンライブセンター(042-375-8716)。定員は先着順15名です。
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多摩の里山 植物観察会 (2013・3.30)