GV活動日誌

花と和菓子 第9回「羽二重餅・松・竹・梅」(2014.1.12)

2014年01月12日

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

新年1回目の花と和菓子を開催いたしました。今回は「羽二重餅・松・竹・梅」です。
「羽二重餅」は、餅粉を蒸し、砂糖・水飴を加えて、丹精に練り上げた福井県の銘菓です。
一枚一枚が高級絹織物のように薄く、なめらかで、口の中でふんわりととろけていく食感がたまらないお菓子です。
羽二重とは、白くて光沢のある肌触りの良い絹織物で、高級な着物の裏地などに使われています。
今日は羽二重餅の中に、ミカンを入れたものと、干し柿・餡を入れたもの2種類できました。


上生菓子はおめでたい樹の「松・竹・梅」です。
本各地に自生する松を代表するのがアカマツとクロマツです。多摩市の斜面等に自生しているマツがアカマツで、団地の法面や公園に植えられているのがクロマツです。

多摩市内の斜面等に現存する樹林の中をわがもの顔に勢力を拡大しているのがモウソウチクです。モウソウチクとマダケは節を見ると違いがわかります。節の輪が一重がモウソウチクで二重がマダケです。

梅はバラ科サクラ属の落葉高木で300種以上の品種があり、野梅系、紅梅系、豊後系の3系統に分類されます。梅の実を採るのは主に豊後系です。

次回は、2月2日(日)「桜餅・雛祭・桃・蛤」です。お楽しみに!


上生菓子の制作風景です。

羽二重餅(みかん)

羽二重餅(干し柿・餡)

松・竹・梅

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