庭づくりのワンポイント

2月の主な園芸作業

2012年01月25日

■庭木
樹木は休眠から覚め始めます。落葉樹は新芽が伸びる前から、根が水分や養分を吸収し活動をし始めるので寒肥を施します。
落葉樹は剪定の適期です。

■草花
園芸店では華やかな春の草花が出回りますが、耐寒性がそれほど強くない植物がたくさんあります。これらは温室などで栽培されているので、庭にいきなり植えつけると寒さで傷んでしまいます。霜の当たらない場所に数週間置いて徐々に慣らしてから植えつけるとよいでしょう。また、冬の間地上部が枯れている宿根草は、もう新芽が出始めているので、古い茎や葉は取り除きます。

■鉢花
1月と同様に2月は1年で最も気温が低い時期です。しかし、2月中旬を過ぎると、室内では日中の温度が高くなります。1日の温度差が大きいと植物は衰弱してしまうので、温度差を10~15℃程度に抑えるようにしましょう。暖かい日中は出来る限り外に出して直射日光や新鮮な空気に触れさせましょう。

■観葉植物
芽を伸ばす準備をしています。室内で冬越しをしてしまった病害虫も動き始めます。よく観察してみましょう。

グリーンライブセンターの庭づくりは、環境に合う植物選びをベースに、国内外の植物が美しいハーモニーを奏でるようにこころがけています。
見た目に華やかな、色とりどりの様々な園芸品種の草花を集めた花壇、手入れがしやすいシンプルにまとめた花壇、日本の里山を原風景にした雑木林と山野草エリアなど、庭はTPOに応じて自在にデザインすることが出来ます。
植物は一年を通して多彩な表情を作り出します。植物本来の姿を楽しむためには、手間と時間をかけて地道に庭づくりに取り組むことかもしれません。

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