花とみどりの見どころ(2013年9月)

2013年09月29日

ガーデンのポタジェやカツラの木の下で、イヌサフランが咲き始めました。
赤紫色の薄い花びらに、秋の日が透けてとてもきれいです。花だけが地面からにょきっと咲いています。葉っぱは6月頃に出てきます。
ユリ科イヌサフラン(コルチカム)属の花。球根などに毒性があるそうですので、お気をつけ下さい。

本物のサフランは11月頃に咲きます。イヌサフランより青味がかったうす紫色で、赤い雌しべが目立ちます。この雌しべが、サフランライスなどに使われる「サフラン」です。
こちらはアヤメ科サフラン属、クロッカスの仲間です。確かに、花の形はクロッカスにそっくりです。

その他、タマスダレの仲間で「サフランモドキ」と呼ばれる花もあります。


イヌサフランが咲きました (2013.9.29)の続きを読む

並んで咲いたイヌサフラン

2013年09月23日

今日は秋分の日。今日を境に昼の時間が短くなっていきます。だからと言うわけではないのでしょうが、昨日までとうってかわって長袖が欲しくなるような陽気でした。

北側の斜面では、ヒガンバナが見頃です。
ヒガンバナというとお墓が連想され、どうも辛気臭いイメージを持ってしまうのですが、よく見ると雄しべと雌しべがくるっとカールしていて、なかなかチャーミングです。英名は「スパイダーリリー」と言い、日本の「彼岸花」とはかなりイメージが違いますね。

ヒガンバナが見頃です (2013.9.23)の続きを読む

「スパイダーリリー」だと思って見ると、そう見えるから不思議です

2013年09月22日

ごぶさたしているうちに季節は巡り、庭は秋色になってきました。
今ガーデンで見ごろの花をご紹介します。


◎ミナ・ロバータ/ヒルガオ科イポメア属
ウッドデッキ脇のトンネルで、へちまや西洋アサガオと一緒につるを伸ばしています。
つぼみは赤から黄、白色へと変化するので、一つの花に三色のつぼみがついてとても可愛らしいです。イポメア属は、和名サツマイモ属。花は似ていませんが(サツマイモの花はヒルガオのような花です)、葉っぱを見れば納得です。

◎カオリアザミ/キク科ヴァーノニア属
「桃色花火」という品種で、甘い香りがします。アゲラタムを一回り大きくしたような見た目で、つぼみにうろこ状についた萼(がく)や茎に生えた毛もほんのりピンク色。可愛らしいです。
庭の中央にあるカツラの下で咲いています。

秋の見ごろの花 (2013.9.22)の続きを読む

ミナロバータ。赤、黄、白のつぼみが可愛い!

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