花とみどりの見どころ(2017年7月)

2017年07月17日

ポタジェでは、初夏から秋にかけていろいろなハーブや野菜の花が見られます。

エキナセア(キク科ムラサキバレンギク属)
和名の「ムラサキバレンギク」は、花の形が版画の時に使う馬簾(ばれん)に似ているところからついたと言われています。子供の頃、木版画をした時に馬簾ですりすりしたのを思い出しました。今は白花やオレンジ、八重など色々な品種が出ていますが、エキナセアといえばこの淡いピンクですね。

・レモンマートル(フトモモ科バクホウシア属)
ジューンベリーの脇に、新しくレモンマートルの鉢が入りました。
ポタジェにあるスイートマートルと同じフトモモ科です。スイートマートルは、地中海〜北アフリカ原産ですが、こちらはオーストラリアの雨の多い林に自生し、現地では高さ20mにもなるとか。
葉はレモンのような清涼感のある香りで、アボリジニの人達は料理や薬用に利用してきたそうです。

ハーブが花盛り(2017.7.17)の続きを読む

エキナセア

2017年07月16日

温室でハマユウ(ハマオモト)が咲きました。
東アジアから南アジアに広く分布する海浜植物で、主に温暖な海浜に咲く花です。

球根が黒潮にのって日本にやってきたと言われていて、太平洋岸の房総半島南部以南に自生しています。(年間の平均気温が15℃以上、最低気温の平均が-3.5℃が分布の北限だそうで、このラインは「ハマオモト線」と呼ばれています。)

ハマユウは夕方から咲き始めます。朝、温室に入ると南国風の香りが漂っていて、ハマユウが南洋から波に揺られてはるばるやってきたのかなぁと思いを馳せています。

ハマユウが咲きました(2017.7.16)の続きを読む

ハマユウ

2017年07月15日

明るい日差しの中で、夏の元気な花が咲いています。

オニユリ(ユリ科ユリ属)が見頃です。
夏らしい鮮やかなオレンジ色がきれいです。花弁が反り返って咲くのと、葉の付け根にムカゴがつくのが特徴です。花の大きさは10cm程度、園内いろいろな場所でかわいい赤オニが咲いています。

ブッドレア(ゴマノハグサ科フジウツギ属)
園芸品種として出回っているものは、明治時代に中国から入ってきたフサフジウツギが多いそうです。穂状に咲く花が美しく、赤紫や紫、白などがあります。

夏の花(2017.7.15)の続きを読む

オニユリ

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