2019年01月19日
明日は大寒。東京では、寒く乾燥した日が続いています。
温室北側では、ロウバイの中でも花弁が細く、中に赤い斑が入る品種が咲き始めました。
散策路では、先日地元のタウン誌にも掲載されたソシンロウバイが咲いています。ピークを過ぎて花弁の色が少し薄くなってきたでしょうか。
当センターでは、日本水仙とともに寒中から咲いて、まだ先の春を思い起こさせます。
「蝋梅や薄雪庭を刷きのこす」 水原秋桜子
2019年01月06日
新年おめでとうございます。
今年も、グリーンライブセンターの色々な植物を紹介していきます。
新春の庭では、スノードロップが咲いています。例年1月下旬から2月に咲き始めるのですが、今年は開花が少し早いようです。
スノードロップ(snowdrop=雪の雫)という呼び名は、16~17世紀に人気のあった雫型の真珠のイヤリングに由来するのだとか。
ヒガンバナ科マツユキソウ属の球根植物で、西はフランスから東はコーカサス山脈まで分布し、エーゲ海の島々やトルコ、ロシア南部など、気象条件の異なる地域に20種ほどが分布しています。
ヨーロッパで common snowdrop と呼ばれるのは、Galanthus nivalis、日本でよく出回っているのは、球根が比較的乾燥に強い Galanthus elwesii (Giant snowdrop)という品種です。
自生地では雪の間から花をのぞかせて咲き、クロッカスやプリムラなどと並んで春を告げる花の一つです。
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ロウバイ、ブーゲンビリアなど(2019.1.19)