花とみどりの見どころ(2019年1月 6日)

2019年01月06日

新年おめでとうございます。
今年も、グリーンライブセンターの色々な植物を紹介していきます。

新春の庭では、スノードロップが咲いています。例年1月下旬から2月に咲き始めるのですが、今年は開花が少し早いようです。

スノードロップ(snowdrop=雪の雫)という呼び名は、16~17世紀に人気のあった雫型の真珠のイヤリングに由来するのだとか。
ヒガンバナ科マツユキソウ属の球根植物で、西はフランスから東はコーカサス山脈まで分布し、エーゲ海の島々やトルコ、ロシア南部など、気象条件の異なる地域に20種ほどが分布しています。

ヨーロッパで common snowdrop と呼ばれるのは、Galanthus nivalis、日本でよく出回っているのは、球根が比較的乾燥に強い Galanthus elwesii (Giant snowdrop)という品種です。
自生地では雪の間から花をのぞかせて咲き、クロッカスプリムラなどと並んで春を告げる花の一つです。

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桂の下のスノードロップ
(細長い葉は別の植物のもの)

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