花とみどりの見どころ

春の芽(2019.3.7)

2019年03月07日

温かくなってきましたね。今、園内あちこちで、いろいろな植物がニョキニョキと顔を出しています。

1番目の写真は、フキノトウ(キク科フキ属)。
コロコロと丸くふくらんで可愛らしいです。中につぼみが見えていますね。

2番目はムサシアブミ(サトイモ科テンナンショウ属)。
新芽のうちから見た目が個性的で、すぐにわかりますね。ウラシマソウやマムシグサ、ユキモチソウなどテンナンショウ属の仲間は花も面白い形をしています。

3番目はナツズイゼン(ヒガンバナ科ヒガンバナ(リコリス属)属)。
ナツズイセンの葉は早春に出て、花が咲く頃には枯れてしまいます。また、同じヒガンバナ属のヒガンバナは、花が咲いた後に葉が出てきます。キツネノカミソリイヌサフランも、花と葉の出る時期がずれています。

4番目はヤブカンゾウ(ワスレグサ科・旧ユリ科ヘメロカリス属)。
朝日を浴びた、新芽の黄緑色が何ともきれいです。

春は足元にもやって来ていますね。


★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

まぁるいフキノトウ

ムサシアブミの芽

ナツズイセンの葉。花の咲く頃には消えています

ヤブカンゾウ。重なり合った葉が朝日を浴びて。

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