2019年03月09日
庭のハナモモと、鉢植えのオカメザクラが咲き始めました。
モモは、弥生時代に中国から渡来したといわれており、「古事記」にも登場します。
「ハナモモ」は、花を観賞するために改良された品種のことです。江戸時代以降に改良が始まり、ほうきを逆さにしたような樹形(箒立ち)のものや枝垂れ咲きの品種、一つの株に紅白の花が咲く「源平咲き」などの品種があります。
オカメザクラは、カンヒザクラとマメザクラの交配種で花径2cmほどの小さな桜です。
「おかめ」なんて日本らしい名ですが、イングラムというサクラ研究家が育成したイギリス生まれの品種です。ソメイヨシノよりも早く、桃と同じ頃に咲きます。
ピンク色のマーガレットも満開です。
その他、ガーデン中央の桂の下ではクリスマスローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)やミスミソウ(三角草)、スイセンなどが咲いています。
早春、雪が消えた頃に咲く花を「雪割草」と呼びますが、ミスミソウもその一つです。 こちらには、ピンクや紫色の品種があります。
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春色、桃色、桜色(2019.3.9)