花とみどりの見どころ

2017年10月18日

10月も半ば。日差しも秋らしさを増してきました。

◎セキヤノアキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)
今年も咲きました。
秋の朝の淡い光を浴びて、透けるような花がきれいです。(セキヤノアキチョウジの説明はこちら)

◎ダイモンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)
ユキノシタの仲間で、湿った岩場を好みます。五弁の花びらが「大の字」に似ていることからこの名があります。

見ごろの花(2017.10.18)の続きを読む

セキヤノアキチョウジ

2017年10月09日

三連休の最終日、気持ちよく晴れてガーデンの草花も生きいきしています。

ハーブと野菜のポタジェでは、ミントバームが満開です。
ミントバームは、シソ科ナギナタコウジュ属。この仲間は東アジアに分布し、花序の片側だけに花が付いている様を「ナギナタ」にたとえて、この名があります。
ミントバームも穂の片側に花がついていて、葉は甘い香りの中にミントさわやかな香りが混じります。

ガーデンやエントランスのバラも咲き始めました。写真は' ホワイト・ノック・アウト ' という品種。優しい雰囲気の花です。丈夫で育てやすく、花付きも良いので、初心者にもお勧めだそうです。

秋の庭で(2017.10.9)の続きを読む

白とピンクのミントバーム

2017年08月09日

残暑お見舞い申し上げます。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科・旧ユリ科)
数年前から、夏になるとウッドデッキの脇にキツネノカミソリが咲くようになり、今年も美しい橙色の花をたくさん咲かせていました。
草丈は30〜40cm。仲間に、タヌキノカミソリやムジナノカミソリという名の植物もあるそうです。もう花は終わってしまったのですが、せっかくなので写真だけ載せておきます。

リコリス・スクアミゲラ(ヒガンバナ科・旧ユリ科)
庭のカツラの木の下では、リコリス・スクアミゲラ(夏水仙)が咲いています。
こちらもキツネノカミソリと同じヒガンバナ科ヒガンバナ属の仲間で、両方とも早春に葉を出し、夏前に葉は枯れてしまいます。草丈は60〜70cm、キツネノカミソリより大振りです。


キツネノカミソリ(2017.8.9)の続きを読む

キツネノカミソリ

2017年07月17日

ポタジェでは、初夏から秋にかけていろいろなハーブや野菜の花が見られます。

エキナセア(キク科ムラサキバレンギク属)
和名の「ムラサキバレンギク」は、花の形が版画の時に使う馬簾(ばれん)に似ているところからついたと言われています。子供の頃、木版画をした時に馬簾ですりすりしたのを思い出しました。今は白花やオレンジ、八重など色々な品種が出ていますが、エキナセアといえばこの淡いピンクですね。

・レモンマートル(フトモモ科バクホウシア属)
ジューンベリーの脇に、新しくレモンマートルの鉢が入りました。
ポタジェにあるスイートマートルと同じフトモモ科です。スイートマートルは、地中海〜北アフリカ原産ですが、こちらはオーストラリアの雨の多い林に自生し、現地では高さ20mにもなるとか。
葉はレモンのような清涼感のある香りで、アボリジニの人達は料理や薬用に利用してきたそうです。

ハーブが花盛り(2017.7.17)の続きを読む

エキナセア

2017年07月16日

温室でハマユウ(ハマオモト)が咲きました。
東アジアから南アジアに広く分布する海浜植物で、主に温暖な海浜に咲く花です。

球根が黒潮にのって日本にやってきたと言われていて、太平洋岸の房総半島南部以南に自生しています。(年間の平均気温が15℃以上、最低気温の平均が-3.5℃が分布の北限だそうで、このラインは「ハマオモト線」と呼ばれています。)

ハマユウは夕方から咲き始めます。朝、温室に入ると南国風の香りが漂っていて、ハマユウが南洋から波に揺られてはるばるやってきたのかなぁと思いを馳せています。

ハマユウが咲きました(2017.7.16)の続きを読む

ハマユウ

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