花とみどりの見どころ

2018年07月16日

この三連休は、本当に暑かったですね!
多摩は連日35°C前後となり、少し歩いただけで汗がにじみ出るような暑さでした。こんな中、植物の世話や水やりをする園芸スタッフには、頭が下がります。


さて、暑さの中でも元気に咲いている花をご紹介しましょう。

一番上の写真は、ウッドデッキにあるコンテナです。羽毛ゲイトウとジニア・リネアリス(細葉ヒャクニチソウ)のナチュラルな組み合わせです。

ケイトウ(鶏頭)はヒユ科ケイトウ属(セロシア属)。花の形によって、トサカ・久留米・ヤリゲイトウに、セロシアの名で流通する野ゲイトウなど、さまざまな種類があります。
葉の美しい葉ゲイトウは、ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)で別属になります。

見頃の花(2018.7.16)の続きを読む

赤と黄の羽毛ゲイトウとジニア(百日草)

2018年07月08日

このたびの大雨や暴風により被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈りしております。


ガーデンでは、ヒマワリが咲き始めました。写真は「ムーラン・ルージュ」という品種。濃赤色の中輪の花が大人っぽい印象ですね。また、可愛いミニヒマワリも咲き出しました。

それから、純白のユリ 'カサブランカ'やルドベキアカンナなども咲き始めました。

ヒマワリが咲き始めました(2018.7.8)の続きを読む

ヒマワリ 'ムーラン・ルージュ'

2018年07月05日

関東では梅雨明けしましたね。
台風などの影響から蒸し暑く風の強い日が続きます。草花にとってもしんどいこの時期、園芸スタッフが時間をかけて水やりをしています。

庭に向かう黒いゲートを入ると、ヤブカンゾウ(藪萱草)が見頃です。ススキノキ科(旧ユリ科)ヘメロカリス属で中国原産。今は日本各地の土手や林の縁などで見ることができます。
ホンカンゾウやハマカンゾウ、今が見頃のニッコウキスゲなどがこの仲間です。また「ヘメロカリス」の名で様々な
園芸品種が出回っていて、クリーム色やピンク、赤紫、八重咲き、フリル咲きなど、その数2万種とも言われています。

雌しべ、雄しべが花弁のように変化し、八重咲きになっているのが特徴です(こちらをクリックすると、花のアップがご覧いただけます)
若葉やつぼみは山菜として、根は漢方で利用されているそうです。また
ホンカンゾウのつぼみは、中華食材の金針菜なのだそうです。


ヤブカンゾウのオレンジ色を見ると、しみじみ夏が来たなぁと思います。

夏の到来!(2018.7.5)の続きを読む

どこか懐かしい雰囲気のするヤブカンゾウ

2018年06月20日

ガーデンの大きなカツラの木の脇に、レンガ造りの壁泉(へきせん)があり、その手前にポタジェがあります。
「ポタジェ」とは、フランス語で野菜畑、菜園のこと。果樹や草花、野菜、ハーブなどをデザインして配置し、観賞と収穫両方楽しめるものを指すそうです。


今はイチゴが終わって、フサフグリ(レッドカラント)が赤い実をつけています。ブラックベリーやヤマブドウはまだ青い実です。

ハーブの花もいろいろ。先週ご紹介したコモンマートルに、ソープワート、ヒソップなどが咲いています。モナルド(ベルガモット)のつぼみもたくさんついています。

ポタジェより(2018.6.20)の続きを読む

ブラックベリー。赤から濃い紫色に色づいていきます

2018年06月12日

温室の階段の脇で、メディニラ・マグニフィカが咲いています。
「熱帯の宝石」とも呼ばれるフィリピン原産の花で、鮮やかなピンクが目を引きます。(もう少し詳しい説明はこちら)
真ん中のパーゴラでは、紅白に咲くゲンペイカズラや紫色のツンベルギアが咲いています。

庭のポタジェの脇では、コモンマートル(スイートマートル)が咲き始めました。ヨーロッパでは花嫁の花束に使われ、それを嫁ぎ先の庭に植えて幸せを願ったそうです。観賞用以外に、ハーブとしても利用されています。(マートルの説明はこちら)

今たくさんのつぼみをつけていますので、来週、再来週辺りに見頃を迎えるでしょう。

熱帯の宝石と花嫁の木(2018.6.12)の続きを読む

メディニラ・マグニフィカ

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