花とみどりの見どころ

2018年06月09日

関東も梅雨入りし、台風が近づいているそうですが、ここ数日は良い天気です。

バラもそろそろ終わりですが、'ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール'※1や 'スーリール・ドゥ・モナリザ' ※2は、まだ見頃です。

※1 ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール: 'ピエール・ドゥ・ロンサール' の枝変わり種です。淡い白~ピンクの優しい色合い。
※2 スーリール・ドゥ・モナリザ:フランス語で「モナリザの微笑み」という意味の真っ赤なバラ。

アジサイは、西洋アジサイ・柏葉アジサイ・ヤマアジサイが、さわやかな色合いの花を咲かせています。

今日の見頃の花(2018.6.9)の続きを読む

ガゼボでは、'ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール'が見頃

2018年05月27日

アジサイが咲き始めました。
水琴窟のは西洋アジサイ。紫やピンクの花です。その隣のカシワバアジサイはまだつぼみですが、園路奥の方の株は咲いています。また、その脇ではヤマアジサイ 'ベニガク' が楚々とした花を咲かせています。

ガーデン内にはアメリカノリノキの 'アナベル' が、大きな株にたくさんの花をつけています。

バラからアジサイへ(2018.5.27)の続きを読む

水琴窟のアジサイ。咲き始めの感じが可愛らしい

2018年05月26日

梅雨入り前のこの季節、白い花が見頃です。

◎ドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)
この時期、公園や住宅地などでも見られる花です。独特の香りと旺盛な繁殖力で、少し厄介者扱いされていますが、白い花は美しく、八重咲きや斑入り葉の品種もあります。古くから民間薬として利用され「十薬」の名があります。

◎アスチルベ(ユキノシタ科アスチルベ属)
アスチルベ属(チダケサシ属)の仲間は東アジアや北アフリカに分布し、日本にはチダケサシ(乳茸刺)、アワモリショウマ(泡盛升麻)など数種が自生します。こちらには、百葉箱脇の園芸品種(写真)の他、散策路にアカショウマが植えてあります。雨の中で咲く姿は風情があり、シェードガーデンにも向いています。

梅雨に向かって(2018.5.26)の続きを読む

ドクダミ

2018年05月06日

園内約100株のバラが見頃を迎えています。


エントランス広場にあるコンクリートの柱では、ピンク色の
'パレード''ピエール・ドゥ・ロンサール''アンジェラ'、'ザ・ダークレディー'などが咲いて、道行く人を楽しませています。

その他、エントランス広場周りには、スタンダード仕立ての鉢やガーデンへ向かうゲートに這わせたや、斜面に沿って10~20種の品種が植えられています。

メインのバラコーナーでは、真っ赤な'スーリール・ドゥ・モナリザ'、ガゼボにからませた'スノーグース'、淡いクリーム色が美しい'バフ・ビューティ-'など、20種以上の品種植えられています。

バラの季節になりました(2018.5.6)の続きを読む

コンクリートの柱に這わせたバラが、お客様をお迎え

2018年04月21日

散策路の見頃の花をご紹介します。

同じ花でも、年によって多く咲く年とそうでない年があり、今年はコバノタツナミとホウチャクソウ(宝鐸草)がよく咲いています。

コバノタツナミ(小葉の立浪/シソ科)は、タツナミソウの変種で、葉にやわらかい毛が生えているので「ビロードタツナミ」の別名があります。散策路には、淡い紫色の他、白花もあります。

サクラソウ(桜草/サクラソウ科)は、たおやかな花姿が好まれ、江戸時代に多くの品種が造られました。(詳しい説明は4月18日の記事もご覧ください。

アマドコロ(甘野老/キジカクシ科)は、「斑入りナルコユリ」や「ナルコラン」などの名前でも出回っています。アマドコロは茎に角(稜)があり、ナルコユリには角がなくつるっとしています。斑入りの品種は、フラワーアレンジなどでよく利用されています。

青葉の頃(2018.4.21)の続きを読む

サクラソウ(桜草)とコバノタツナミ(小葉の立浪)

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