花とみどりの見どころ

シモバシラ(2017.12.27)

2017年12月27日

朝の10時過ぎ、常連のお客様が「シモバシラが出ているよ」というので庭に出てみると、確かに。花桃の脇の株に、ちゃんと氷の結晶ができていました。

シモバシラはシソ科シモバシラ属の植物で、日本の固有種だそうです。植物学者の伊藤圭介の名にちなんで、学名は Keisukea japonica といいます。花はミントバーム(シソ科ナギナタコウジュ属)に少し似ています。(シモバシラの花はこちら)

根が吸い上げた水分が枯れた茎の裂け目から出てきて凍り、このような現象が見られます。大体最低気温が-3℃くらいまで下がると見られる印象なので、年内に見られるのは珍しいです。
1月、2月がシモバシラのシーズンですので、ご覧になりたい方は「昨日の晩は冷え込んだな」という日の朝をねらってお越しください。

ガーデンでは、パンジーやビオラなど優しい色合いの春の花が入りました。イチゴノキブルーベリーの紅葉も見頃です。


★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

年内にシモバシラが見られるとは

アセビに似たイチゴノキの花

春らしい色合いの寄せ植え

庭には葉を落としたカツラの長い影。冬らしい光景です

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