大学教職員の教育能力・大学運営能力を高めるための実践的取り組み(FDSD)
2009年度より、主に教員の教育能力を高めることを目的とした「FD研修」が開催されてきた。2016年度からは、教職員一丸となって大学改革を進めるべく、「FD・SD研修」として位置付けた。教育目標の理解および具体的計画の実現を目指し、よりよい大学教育活動・運営活動に資することを目的として、FDSD委員会の企画・検討のもと、年間7から8回開催している。
また、2020年度より、職員部会(SD)は各課代表者のための「連絡会議」と若手職員(40代前後)のための「自己点検評価勉強会」とに分割し、それぞれ原則月1回開催することとした。
連絡会議では、各課の現場を統括し運営する代表者が、よりよい課内コミュニケーションをとれるようになり、横のつながりを意識して円滑な大学運営のための連携を図れるようになることを目的としている。
自己点検評価勉強会では、大学職員としての基礎知識と技能を習得しつつ、課の横のつながりを意識した情報共有を行いながら、チームワークを養うことを目的としている。特に将来、学園100周年までに、自己点検評価活動を経験しながら役職者としての役割を担える人材になることも期待している。
2023年度FDSD研修会
今年度のテーマ:生涯就業力~課題解決への取り組み(その3)
教育の質保証を確実に遂行し、学生たちを社会に送り出すために必要な課題について研修を行う。
第1回:5/25(木)
(第1部)「学生の対応~守秘義務・発達障害を中心に」
- カウンセリングルームからの報告
- 質疑応答
(第2部)「学修支援について」
- 学修支援委員会から、今年度の取り組み(①単位取得 ②補講プログラム)について
- グループディスカッションと共有
第2回:6/22(木)
「授業評価アンケート結果の学生へのフィードバック」
- 事前アンケートに基づきグループディスカッション
第3回:9/14(木)
「学修支援体制について~春学期振り返りと学生・保証人面談について」
- 報告(春学期学生出欠状況・単位取得状況、保証人面談事例)
- グループディスカッションと共有
第4回:11/30(木)
「補習の仕組みについて考える」
- 補習の必要な学生について報告
- 補習の仕組み提案
- グループディスカッションと共有
第5回:2/29(木)
「就職支援について」
- 生涯就業力STEP授業報告(1~3年)
- 就職進路室支援体制報告
- 質疑応答
第6回:3/14(木)
「今年度の学修支援の総括について」
- 要支援学生対応
- 再試験・補講・特別プログラムについて
- 学科別ディスカッションと共有
授業評価アンケートの実施
2022年度 連絡会議・自己点検評価勉強会(SD)
連絡会議(全11回)
「各課報告と連携事項について」
4月26日(火)、5月17日(火)、6月28日(火)、7月26日(火)、8月30日(火)、9月27日(火)、10月25日(火)、11月29日(火)、12月22日(木)、1月31日(火)、2月28日(火)
明日会 *旧・自己点検評価勉強会(全11回)
「自発的な学びの機会を創造する」
4月26日(火)
自己研鑽に向けて~自身の考えるやるべき課題について
5月17日(火)
他部署配属について想像する~経験してみたい業務等とその理由
6月28日(火)
今年度の取り組むべき課題についてグループワーク(第1回)
①入試関連、分析・データ活用など
②学籍、奨学金など
③留学生、学生対応など
④教務課の課題解決
7月26日(火)
今年度の取り組むべき課題についてグループワーク(第2回)
①入試関連、分析・データ活用など
②学籍、奨学金など
③留学生、学生対応など
④教務課の課題解決
8月30日(火)
大学設置基準改正と補助金申請について
9月27日(火)
自身の近況と課題について発表
10月25日(火)
模擬連絡会議と質疑応答
~各課代表者として現状報告・共有と協力事項確認
11月29日(火)
メンバーからの課題提起①SDGs推進のために
12月22日(木)
振り返りと新年に向けての決意
1月31日(火)
メンバーからの課題提起②「卒業後調査」結果報告から
2月28日(火)
メンバーからの課題提起③ポートフォリオの活用について