2024年2月

春休みに入って、学生たちは

2024年02月26日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

2月も最後の週となりました。寒暖を繰り返しながらも、春の足音が確かに聞こえる頃となりました。
大学は秋学期の学事日程のほぼすべてを終えて、多摩キャンパスには学生たちの姿はまばらとなっております。
代わって、多くの学生たちが海外に出向いて、語学研修やフィールドスタディの学びに勤しんでおります。

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人として美しく生きるために~地域共生社会構築をめざして~

2024年02月19日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

先週のこのブログでは、女性に対して"ルッキズム"的言動をとることの問題性を述べました。(「いつまで女性たちを"ルッキズム"に晒すのですか?!」)  

女性を評価する際に容姿が美しいか否かなどに言及することは、言語道断です。
しかし、私たちが生きていくうえで、「美しさ」は無用かというと、そうではなく、むしろ、「人として」の生き方の根底をなすものではないかと思います。

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いつまで女性たちを"ルッキズム"に晒すのですか?!

2024年02月12日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

内外で卓越した活躍をしている上川陽子外務大臣に対する麻生副総理の発言が、国会をはじめとしてSNSなどで大きな物議をかもしました。

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KPKAの活動と広島研修報告

2024年02月05日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

先週は、本学の『学内表彰』についてご報告いたしました。
そのうちの特別賞(団体部門)の一つ「恵泉女学園大学平和紙芝居研究会KPKA(クプカ)」から、昨年末に広島の平和記念資料館をはじめとし、その付近の碑巡り、さらに江田島の旧海軍兵学校などを回って、被爆者の方との対話を重ねた研修報告が届きました。
紙芝居を携えて地域に出かけ、「愛」「いのち」「平和」を大切にする心を育て合う目的で発足したKPKAの活動は、本学の教育の特色を発揮したものと言えましょう。KPKA顧問の岩佐玲子先生から、「被爆者の方々の苦しみはもちろん、戦争弱者である外国人や子ども達、若者たちのことにも思いを致すことのできる旅となりました」とのメッセージと共に、学生たちの感想が届きましたので、ここにご報告させていただきます。

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