ネットワーク多摩「多摩未来奨学金」での本学学生の活躍
2024年07月01日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
先月の初め(6月8日)に開催された【2024年度ネットワーク多摩定時会員総会】(@帝京大学八王子キャンパス)の場で、多摩未来奨学金10期生の修了式と懇親会が行われました。
多摩未来奨学金制度の特徴、および多摩未来奨学金10期生に本学から5名の学生が選ばれたことは、昨年の会に出席した藤田智副学長からここに報告させていただきました。
今年はその10期生が一年間の活動を報告する修了式でしたが、本学の学生の活動に会場の皆様から温かく、かつ大きな拍手が寄せられたとのことです。
当日、出席いたしました楊志輝先生(学生委員長・国際政治学)からの報告をここにお届けいたします。
楊 志輝
この度、学生委員会の責任者として、本学の学生がかねてから大変お世話になっている公益財団法人「学術・文化・産業ネットワーク多摩」(【ネットワーク多摩】)の2024年度定時会員総会/多摩未来奨学金10期生修了式/懇親会に出席する機会をいただき、身に余る光栄でした。
常に時代の最先端を歩んでこられた【ネットワーク多摩】の記念すべきこの度の定時会員総会の場で、関係者の皆さまと共に【ネットワーク多摩】のこれまでの活動を振り返り、多摩地域には産学官連携に熱心で志の高い企業や団体が多いことに改めて感銘を覚えつつ、関係する企業、行政、大学の方々の献身的なご努力に深い敬意をいだきます。皆さまのご尽力、ご支援のおかげで、多摩未来奨学金設立当初から本学の学生が奨学生に選ばれ、奨学金の給付を受ける機会に恵まれてきました。誠にありがたいことで、感謝しても感謝しきれない思いでいっぱいです。
また、総会や修了式で【ネットワーク多摩】専務理事の細野助博先生がたびたび言及して、高く評価してくださったように、ご支援をいただいた本学の奨学生達もご期待に応えるべく、優しい細野先生の厳しいご指導、温かいご支援の下で、熱心に課題論文に取り組んだり、様々なプロジェクトや活動に参加したりして、多摩地域の活性化に寄与する様々な舞台で活躍することができました。今回も様々な場面でいろいろな業務を立派にこなし、そして、懇親会で丁寧にお世話になった方々へのお礼の挨拶を行っていました。
この日、多摩未来奨学生1期生に選ばれた本学の卒業生・酒井美幸さん(新谷美幸さん、英語コミュニケーション学科2016年卒)もお手伝いに来られて、中国語学文化研修プログラム参加以来、10年ぶりの再会でした。10期生の恵泉生も大学の先輩に会えて大いに感激し、一緒に歓談し記念撮影もしました。
なお、学生たちが真摯に取り組んだ活動の記録が、成果報告書『2023年度多摩未来奨学金10期生活動記録・エッセイ集』として上梓されています。活動を通した学生たちの成長ぶりが読み取れます。
なお、【ネットワーク多摩】は、多摩地域の大学を核として、大学、企業、団体、行政が加盟機関となって、地域の活性化や発展、人材育成を目的とした事業を進める活動をなさってきた、いわゆる「産官学」の地域コンソーシアムです。楊先生の原稿の中にも記されているように、これまで本学の学生たちが大変お世話になってまいりました。諸般の事情から、2024年度の活動は停止されるとのことです。これまでのご活動と多摩地域の学生たちへの励ましとお力添えに心から感謝を申し上げます。
(斜め前から)
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