普段着で『サラーム!』 国際社会学科
2017年05月19日
投稿者:3年・南アジア杉山圭以子ゼミ一同
ゼミ/授業名:杉山圭以子ゼミ
玲「サラーム!」(*)
ほか全員「サラーム!」
玲「ねぇ、もうすぐゼミ・ブログの締め切りだけど、どうする?」
琴「普段のこと、飾らないでそのまま書かない?」
ほか全員「賛成、それそれ、それでいこうよ」
彩「じゃあ、新聞発表とトークだね」
瞳「うん。この間、琴ちゃんが英字新聞の記事もってきてくれて、いきなりアメリカの軍縮を考えるだった。パンチが効いていたわ」
琴「ああ、あれね。あの議論は日本や東アジア、南西アジア、そして中東にもいずれ影響を与えていくと思って選んだの」
秋「他人事じゃなくて、みーんな世の中つながっているっていうの、ばっちりうちらの先生の発想よね」
玲「納得!軍縮もよかったけど、秋のトークも超身近で私はのめりこんだよ」
秋「うれしいな。宅配便の人手不足問題、本当に新聞に載らない日がないよね」
彩「秋はそこからひっぱって、宅配大手が今この多摩市でどんな地域活動をやっているかも紹介してくれた。目からウロコ!」
琴「結局、世界のことから身近な地域のことまで、私たち次第で何でも盛り上げられるってわけね。家族や友達との話だと、内容がやっぱり偏っちゃう」
瞳「人前で話すって緊張するけど、結構みんなからのコメントで救われていて、正直それがちょっと楽しみ」
琴「それに不思議だけど、同じ物を読んでいても、受け取り方の不揃いがみな何だかかっこいい。それって私たち普段着だから発見できたことかもね」
ほか全員「確かに」
*アラビア語であり、インドや中東などでも使われている挨拶。相手の安寧や平和を祈る意味が根底にあります。
担当教員:杉山 圭以子
サリーとカレーとガンジス川。神秘と悠久、お香にターバン。インドはいつもイメージ・アイコンでいっぱい。けれど歴史はいつも立体型。わたしなら「砂糖と英語とノーベル賞」と並べてみます。全部違う位相に、ぴったり一つの時代が高浮彫になりますね。先頃、EU離脱を決めた英国と200年もつながっていた時代のインドを学んできました。地球儀を廻せば、もう関係の世界史だけ。そこから「今」を俯瞰する軸をいつも考えています。