恵泉女学園大学はSDGs(持続可能な開発目標)を支援しています
SDGsの指標で高評価
大学の社会貢献度をSDGsで可視化する世界的な試み、「THE大学インパクトランキング」の2020年版において、本学はSDG4、SDG5で全国1位を獲得するなど高い評価を獲得するに至っています。
2022年度版のインパクトランキングでは、本学は日本の女子大でランキング入りした3校の一角を占めています(他の2校は武庫川女子大学と京都光華女子大学)。
毎年、SDGsの7領域以上にエントリーし続け、先進的な取り組みを継続しています。
写真撮影:桃井和馬(英語コミュニケーション学科)
2020年度報告書(Impact Rankings2023)
2021年度結果報告(学長ブログ)
2022年度結果報告
本学の教育とSDGs
本学はかねてより正課においてSDGs教育を推進するとともに、地域・社会の人々と協力しつつSDGs関連の多くの社会貢献活動を行ってきました。
SDGsに関する本学の教育の伝統と挑戦については、以下をお読みください。
本学は、建学以来、3つの礎「聖書」「国際」「園芸」に象徴される教育理念を身につけた自立した女性が社会に出て行くことで、社会的公正や自然との調和の考え方が拡がり、平和な社会を実現することを目ざしてきました。グローバル化の中で深刻化する社会の格差や分断の課題は、経済成長だけでは根本的解決が難しく、社会的公正を人々が持ち、自然との調和した循環経済を実現していくことが必要です。最近は、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)という言葉が良く聞かれるようになりましたが、この考え方をしっかりと社会の中に根付かせるためにも、改めて恵泉教育の重要性が増しています。
まだまだ女性が活躍しやすいとは言えない日本社会で、この理念を持った女性が生涯にわたって自分らしく生きていける力(生涯就業力)を身につけていくためには、どうすれば良いでしょうか。いくつかの方法がありますが、大学が重視しているのは、他者と共に社会的な課題に取り組み、粘り強く解決し続けるような場を幅広く提供することです。たとえば「フィールドスタディ・コミュニティーサービスラーニング」などの体験学習や特色ある学修プログラムなどの地域連携を図りながら、それを教育の場とすることを挙げることができます。
恵泉女学園大学は小さな大学ですが、その特徴を活かして、卒業生、企業、高校、地域社会、NPO・NGOなどと連携し、多様な個人・団体をコーディネートしながら、幅広い教育研究活動の場を展開しているのです
(*1)。学生は、このネットワークに参加することにより、おのずと「生涯就業力を磨く」プロセスに身を置くことになります。多様な他者のネットワークの中で、自らの力について過信することなく、力の弱い人びとの痛みを理解できる機会が数多く生まれます。そうした経験は、SDGsの17の目標の中でも重要な「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」に取り組むことであり、そして共に取り組んだ人々と共有できる価値を作りだすことで社会的公正や自然との調和といった理念が広まり「目標16:平和と公正をすべての人に」を実現することができるでしょう(*2)。
多くの卒業生が、在学時に培った「分かち合いのリーダーシップ」を発揮することで、自分らしくワーク・ライフ・バランスを図り、一人の女性としてSDGs達成に向けて未来を切り拓いてくれています。
*注
1.文科省の「特色ある大学教育支援プログラム」に「体験学習プログラム」(2006年)と「生活園芸」(2007年)が採択されています。
2.2020年度、2021年度と連続してSDGsインパクトランキングで高い評価を得ています。
本学のSDGs教育の記事(「SDGs高大連携プラットフォーム」掲載)
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